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外壁リフォーム基礎

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外壁リフォーム基礎
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屋根材の種類・特徴を比較!!各屋根材ごとのメンテナンス方法と価格

 

外壁材には多くの種類や特徴があり、デザイン性が異なります。また、メンテナンスの方法も塗り替えだえでなく、ライフスタイルも考慮して選ぶことが大切です。

代表的な5つの外壁材のメリット・デメリット、メンテナンスのタイミング、メンテナンス方法(種類)を解説しますので、お住まいに適した外壁材があるかチェックしてみましょう。

目次

  • 1 外壁材の種類
  • 2 窯業系サイディング(原料/セメント・繊維質)
  • 3 モルタル外壁(原料/水・セメント・砂)
  • 4 金属サイディング(ガルバリウム鋼板)(主原料/アルミ・亜鉛等)
  • 5 ALC(主原料/ケイ石・生石灰・セメント)
  • 6 タイル(主原料/粘土、陶土、長石、石英など)
  • 7 まとめ!

外壁材の種類

新築時からの外壁材シェアは以下のグラフになります。

窯業系サイディング(原料/セメント・繊維質)

現在新築工事シェア70%で多くの新築住宅に使用せれています。

メンテナンス時期は材料の厚さ(14mⅿ~35mⅿ厚)や表面塗装材によってかわります。

*一般的に14mm~16mm厚材使用が比較的多く使用されています。

メーカー
ニチハ、ケイミュ―、リクシル
メンテナンス時期
10年前後
表面のチョーキング、塗膜の劣化、外壁割れなどが表面に出ればメンテナンスの目安
※新築時から表面塗装が高耐久材を使用していれば20年前後
材料パネル単価(1㎡あたり)
3,000円~16,000円
メリット
・工場生産の為、品質が保てる
・デザイン種類が豊富・安価で施工性がよい
・メンテナンスやリフォームが容易にできる
デメリット
・質感の高いものほど(厚さ)重量がある
・メンテナンス時一部張替など(凍害で外壁割れ)が生じる場合、商品サイクルにより既存外壁材が廃盤の可能性あり
・割れや、凍害、反り返り、釘の浮き、色あせを起こす
・コケや藻の付着を起こす
・つなぎ目のコーキング補修も必要になる
メンテナンス方法
・塗り替え
・外壁金属カバー工法
・外壁張替工事

モルタル外壁(原料/水・セメント・砂)

仕上げ調(リシン調、スタッコ調、ジョリパット調、吹き付け調)

 

メンテナンス時期
10年前後
材料単価(1㎡)
1,500円~4,500円
メリット
・風合いがあり味わい深い仕上がり
・目地(コーキング箇所)は窯業系より少ない
デメリット
・ひび割れ、剥離が出やすい
・凹凸がある為、汚れ(コケ、藻)が北側に付着しやすい
メンテナンス方法
・塗り替え(塗装工事)
・外壁金属カバー工法

金属サイディング(ガルバリウム鋼板)(主原料/アルミ・亜鉛等)

金属と断熱材の複合材になっており各社によって材料厚は変わります(15mm~18mm)非常に軽量の為、リフォーム工事(カバー工法、重ね張り)に適しております。

新築時でも使用され表面の塗装仕上げで同じ柄でも、価格の違いがある。

ただ写真のように取り合い部は役物加工が必要ですので、職人技術によって仕上りが左右される。(板金技術が必要)

メーカー
IG工業、ニチハ、リクシル
メンテナンス時期 
10年前後
※メンテナンス時期は材料の表面塗装材によって変わります。
遮熱フッ素系塗料を使用した材料が使われている場合は20年前後
材料パネル単価(1㎡あたり)
4,000円~6,500円
メリット
・工場生産の為、品質が保てる
・非常に軽量(窯業系サイディングやALCパネルの1/5程度)
・耐震性・断熱性・耐凍害性に優れている
デメリット
・切断部分が弱い(板金工事になる為仕上りが職人によって左右される)
・へこみや傷がつきやすい
メンテナンス方法
・塗り替え(塗装工事)
・外壁張替工事

ALC(主原料/ケイ石・生石灰・セメント)

気泡コンクリートでパネルの厚みは、住宅向けのものでは厚み約37mm・48mmの2種類です。窯業系と違ってつなぎ目が多い為、塗装メンテナンスはコーキング施工メーターが 多くコストがかかる材料です。

メーカー
旭化成建材㈱/クリオン㈱/住友金属鉱山シポレックス㈱
メンテナンス時期
10年~
表面のチョーキング、塗膜の劣化、外壁割れなどが表面に出ればメンテナンスの目安
※新築時から表面塗装が高耐久材を使用していれば20年前後
材料単価(1㎡あたり)
5000円~7000円
メリット
・耐火、強度、遮音、断熱など高い
デメリット
・継ぎ目の多さ(コーキング箇所が多い為メンテナンスコストがかかる)
・防水性が低く、吸水性が高い
・ヒビ割れ、コケや藻の付着
メンテナンス方法
塗り替え
ラジカル制御型塗料 2500円/㎡~

タイル(主原料/粘土、陶土、長石、石英など)


高級感があり色あせしにくく、耐久性などにも優れています。
タイル自体は劣化しないため、目地を除けばメンテナンスフリーといえます。

メンテナンス時期
メンテナンスフリー
材料単価(1㎡あたり)
5000円~20000円
メリット
・風合いがあり味わい深い仕上がり
・重厚感で高級
デメリット
・目地の点検が必要
・コストが高い

まとめ!

新築住宅(建売、中古住宅)を購入される前にあなたはある程度の予算を決めた中で(住宅ローン月々、ボーナス払い)、住宅をご購入される方が比較的多いのではないでしょうか?

 

ただ使用する外壁・屋根材料は住宅会社からこの中から選んでください、もしくは色などは、どれにいたしましょうか?などで決められる方が比較的多いと思われます。

 

実は外壁・屋根などは新築時にこだわりますと材料の厚さや材質などによっては将来的にメンテナンスコストを削減出来る材質も多くありますが、

そのようにこだわっていきますと新築時の坪単価がどんどん上がっていき住宅メーカー、工務店など競合がいる中では家を売りにくくなってしまいます。(営業マンは家を売るのが仕事ですから・・)

 

その為比較的リーズナブルのなかで外壁や屋根材が決められていることからこまめな点検と適切なメンテナンスが必要になります。

 

外壁リフォーム3つの方法(種類)を比較!!各メリット・デメリット

外壁リフォームを行うときには、まず「価格」・「方法」などが気になるところです。

経験がなければおおよその「価格」や「方法」がわからないからです。

ここでは、あなたに外壁リフォームの3つの方法とその費用を解説いたします。それぞれのメリット・デメリット・がありますので一緒にお伝えいたします。

 

基礎を知ることで失敗や後悔しない外壁リフォームが実現出来るようになります。

目次

  • 1 外壁リフォーム3つの方法(種類)
  • 2 外壁リフォーム各方法のメリット・デメリット
    • 2.1 リフォーム各メンテナンス費用紹介
    • 2.2 塗り替え(塗装工事)のメリット・デメリット
    • 2.3 外壁金属カバー工法のメリット・デメリット
    • 2.4 既存外壁張替のメリット・デメリット
  • 3 リフォーム後の塗り替え回数
  • 4 まとめ!!

外壁リフォーム3つの方法(種類)

  • 塗り替え(塗装工事)
  • 外壁金属カバー工法・・・既存の壁の上から金属サイディングを張り付ける工事
  • 外壁張替工法・・・既存外壁を剥がして新たな窯業系サイディングを張り付ける工事

工事はそれぞれ専門職人がいます。技術が高く経験がある職人に依頼が必要です。

塗り替え・・塗装職人

外壁金属カバー工法・・板金職人

外壁張替(窯業系サイディング)・・大工

外壁リフォーム各方法のメリット・デメリット

対象外壁:スレート(窯業系)、モルタル

外壁リフォーム種類 塗り替え 外壁金属カバー工法 既存外壁張替
1.デザイン性 △ ◎ ◎
2.断熱・遮音性 × ◎ ×
3.耐久性 △ ◎ △
4.初期コスト ◎ △ ×
5.メンテナンスコスト(将来的な費用) × ◎ △

※既存外壁張替は14mm厚材の張替で想定しております。

※塗り替え塗料はシリコン塗装で想定しております。

リフォーム各メンテナンス費用紹介

モデルケース

現在 外壁窯業系サイディング(14mm)

外壁面積 150㎡ 建坪(約30坪)の場合

メンテナンス方法 費用 期待塗膜耐久性
塗り替え工事
ラジカル制御塗料
40万~ 約10年
外壁金属カバー工法
(重ね張り)
遮熱フッ素パネル
130万~ 約25年
外壁張替工事
窯業系サイディング14mm
180万~ 約10年

当サイト調べ

※ 上記費用は足場代・コーキング工事代・下地処理代・養生等は別途

※ 外壁カバー工法・外壁張替工事は設備脱着工事が追加の場合があります。

 

ポイント塗り替え・外壁張替工事を行った後、窯業系サイディングであれば10年ごとのコーキング補修も必要になります。

 

塗り替え(塗装工事)のメリット・デメリット

1.デザイン性△

単色塗装のみで色は変更できるが大幅なイメージチェンジは見込めない

2.断熱・遮音性×

見た目色あせは解消されるが、断熱・遮音は今のお住まいの状況と変わらない

3.耐久性△

基本は10年ごとの塗り替えが必要。また見た目はきれいになるが、壁材の経年劣化はどんどん進行する

4.初期コスト◎

1回の費用は安価で経済的。とはいえ一時的な費用だけで判断せずほかの手段も比較検討を

5.メンテナンスコスト(将来的な費用)×

10年ごとの再塗装・コーキング打ち換えが必要。外壁の状況によっては、さらに補修費がかかる可能性も

 

外壁金属カバー工法のメリット・デメリット

1.デザイン性◎

色・柄・多彩な質感がありイメージを一新することが可能

2.断熱・遮音性◎

断熱性・遮音性が大きく向上。室内の温度上昇や外部からの騒音などが軽減されます

3.耐久性◎

耐久性が高い鋼板の為メーカー保証10年で安心です。

4.初期コスト△

塗り替えより初期費用はかかりますが、張替工事を行うより安価なリフォームが可能です

5.メンテナンスコスト(将来的な費用)◎

耐久性が高い鋼板の為「塗り替え」や「補修」が長期間不要です

 

既存外壁張替のメリット・デメリット

1.デザイン性◎

色・柄・多彩な質感がありイメージを一新することが可能

2.断熱・遮音性×

見た目のデザイン性は解消されるが、断熱・遮音は今のお住いの状況と変わりません

3.耐久性△

基材は窯業系サイディングの為、塗膜材にこだわった材料を選ばなければ基本は10年ごとの塗装とコーキング補修が必要になります

4.初期コスト×

既存材料のはがし手間、下地調整、材料処分費が余計にかかりますので、一番費用がかかる工事

剥がし手間・下地補修・残材処分費等で(40~50万別途)別途費用がかかる。

5.メンテナンスコスト(将来的な費用)△

塗膜材にこだわらなければ10年ごとの再塗装・コーキング補修が必要になります。

 

リフォーム後の塗り替え回数

築10~15年経過後、各リフォーム方法のどれかでメンテナンスをしてさらにその後30年のメンテナンス回数を想定した場合です。

 

外壁リフォーム種類 塗り替え 外壁金属カバー工法 既存外壁張替
5年
10年 再塗装・外壁補修 再塗装・外壁補修
15年
20年 再塗装・外壁補修 再塗装・外壁補修
25年 再塗装
30年 再塗装・外壁補修 再塗装・外壁補修

※既存外壁張替は14mm厚での張替を想定しております。

※塗り替え塗料はシリコン塗装で想定しております。外壁補修はコーキング材も含む

塗替え・張替などはリフォーム後も定期的なメンテナンスが必要になります。

まとめ!!

外壁リフォームを行う上で3つの方法があり目的、思い、生活スタイルに応じて今はあなたが選べる時代です。

「予算はいくらまでか?」

「家をもっと住みやすく付加価値をつけたい」

「将来を見据え費用対効果で考えていきたい」

「2世帯住宅で息子・娘の為に家を長持ちさせたい」

「中古購入だった為外観を一新するイメージチェンジをしたい」

などなど失敗・後悔しないリフォームを実現する為に、業者任せではなく面倒でも基礎的な知識は必要になります。

 

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