クラフトメーカー

屋根金属カバー工法

 ホーム 

選ばれる理由

会社概要

実績一覧

お問合せ

屋根金属カバー工法
service
屋根カバー工法メリット・デメリットと費用やおすすめ屋根材紹介!

屋根カバー工法

屋根塗装も一つのメンテナンス方法ですが、スレート屋根・金属屋根材など基材の痛み・下地の痛み状況に応じてカバー工法・葺き替え工事が有効になります。

早めのメンテナンスをする事で長期的にカバー工法が経済的になることがありますのでおすすめです。

ここでは、メリット・デメリットや注意点なども含めてご紹介いたします。

目次

  • 1 屋根カバー工法の種類と費用・施工例をご紹介
    • 1.1 施工例1 金属屋根(断熱材付)
    • 1.2 施工例2 ジンカリウム鋼板
    • 1.3 施工例3 シーガード
    • 1.4 施工例4  アスファルトシングル
  • 2 屋根カバー工法のメリット・デメリット
  • 3 すべての屋根にカバー工法は出来ない?
  • 4 カバー工法施工条件として野地板は健康か?
    • 4.1 屋根カバー工法の適正時期って?
  • 5 おすすめカバー工法屋根材ご紹介
    • 5.1 ルーフィング(防水シート)も重要
  • 6 まとめ!!

屋根カバー工法の種類と費用・施工例をご紹介

カバー工法を施工できる屋根材といて代表的なコロニアル(カラーベスト、スレート)は金属屋根材やアスファルトシングル材でカバー工法として、工事が可能です。

またトタン屋根(瓦棒)の上に下地が問題なければ現場加工でのガルバリウム鋼板屋根材をカバー工法として施工も可能です。

機能性やデザイン性などによって選択できます。

 

施工例1 金属屋根(断熱材付)

コロニアル~金属カバー工法(断熱材付き)

断熱付き屋根材

【製品特徴】

・断熱性能アップ

断熱材、遮熱高耐久鋼板、アルミ紙、と一体成型した「高性能金属屋根材」です。

スレート屋根材をリフォーム後断熱性能比較で屋根裏温度は、塗装工事と比べて15℃も低くなります。

・軽量

軽量(5kg/㎡)の為、屋根に負担なくカバー工法が可能(粘土瓦の約1/10、化粧スレート屋根材の約1/4)

・遮音性能

高い遮音性で雨音を軽減します。

・高い耐久性

穴あき保証25年、塗膜保証20年がつく高耐久屋根材

工事前
工事中
○下葺き材の施工
下葺き材は、アスファルトルーフィング 940 同等以上を全面に施工してください。
工事完了
アイジー工業 株式会社 
スーパーガルテクトフッ素

一戸建て
築年数 15年
施工面積 140㎡
施工日数 5日
屋根施工金額 ¥1,400,000円

ポイント屋根の板金屋が最もおすすめする屋根材で、高い「耐久性・断熱性・デザイン性」様々なさまざまな付加価値がある屋根材です。

 

施工例2 ジンカリウム鋼板

コロニアル~金属カバー工法(ジンカリウム鋼板)

「ジンカリウム鋼板」は「自然石粒付き鋼板屋根」「天然石付着屋根」「ストーンチップ」などと呼び名はさまざまです。

30年基材保証・10年美観保証がつく高耐久屋根材になります。

【製品特徴】

・軽量

軽量(7kg/㎡)の為、屋根に負担なくカバー工法が可能です。

・メンテナンスフリーの為、長期的にお得

天然石チップとガルバリウム鋼板を使用しており、安心・安全な素材で、色褪せの心配や、塗り替える必要がありません。

・強風に強い

「インターロック工法」は、屋根1枚1枚をビスで屋根材本体を垂直・水平方向に連結し、野地板にしっかり固定する工法で、屋根面が一体化し、地震による滑落や台風などの強風によるめくれや飛散の心配がありません。

・雨音を軽減

表面の石粒と、野地板と屋根材の間の空気層により、雨音を拡散、吸収、瓦と同程度の静けさを保つ

・強度が優れている

表面の細かな凹凸が野地板との間に空気層を作り、熱や音の伝わりを軽減するだけでなく、衝撃を吸収して強度を発揮

工事前
工事前
工事中
下葺き材
通気エコルーフ
■ 優れた釘穴シール性で水漏れを防ぎます。
■ ルーフィングに比べ、優れた通気性をもっているので、湿気を屋外に放出し、野地板の腐食、変形、カビなどを防ぎます。
■ 強い引裂強度があります。
■ 非常に軽量で持ち運びが楽です。
■ ルーフィングにくらべ表面温度が上がらず作業効率がアップします。
工事中
工事完了
株式会社ルーフタイルグループジャパン
デクラ屋根 コロナルーフ
完了

一戸建て
築年数 20年
施工面積 120㎡
施工日数 5日
屋根施工金額 ¥1,200,000円

ポイントカバー工法屋根材の中でも材料の凹凸が最もありデザインが綺麗な屋根材です。重厚感、高級感もあり、かなり満足感がある商品です。

施工例3 シーガード

コロニアル~シーガード(平板スレート専用)

【製品特徴】

・既存の平板スレートにジャストフィット

平板スレートにピッタリフィットするので、高さが変わらず、壁際や棟・ケラバ部材の交換が不要、また雨樋の調整の心配もいりません。また周辺部材の交換が不要なので、1面のみの改修や、部分張でも施工が可能なので、太陽光発電の金具のサポートにもおすすめです。

・屋根材の重ね張り工法によるメンテナンスの問題点

平板スレート屋根材上からの軽量屋根材での重ね張りは、既存の平板スレートの上から屋根材をビス止めするために、既存スレートがビスが貫通する時に割れてしまい、割れたままで上から屋根材に押さえつけられている状態になってしまいます。

・既存屋根に穴を開けない安心の工法

既存平板スレートに専用の接着剤にて施工する工法の為、ビス止めなどで既存屋根を傷めずにスマートにかぶせて施工でき、重ね葺き時の雨もりのリスクを解消した安心工法です。

・高い性能で、優れたコストパフォーマンス

シーガード本体は耐候性に優れた鋼板を使用し、長期間塗り替え(目安20年)を必要としません。
また専用接着剤は鋼板を制振し音をおさえ、既存屋根が外部で受ける熱をやわらげる構造です。
そして優れた施工性によって短縮された工程で高いコストパフォーマンスを発揮します。

※ 注意点

1.シーガードは施工可能地域が限定されています。

(年間平均最深積雪量30cm以上地域は不可)

2.スレート屋根形状によって施工不可な屋根材もあります。

3.シーガードは雨漏りや下地(ルーフィング、野地板)が悪い屋根には施工できません(既存屋根の防水をアップさせる工法ではありません)

施工前
シーガードの施工前に仮設足場・屋根面の洗浄・板金部塗装(棟・ケラバ・谷・壁際雨押え・雪止金具など)の施工をあらかじめ行ってください。
工事中
1.ウォーターチャンネルを施工し、シーガード専用接着剤を指定の箇所に打ちます。
2.シーガード本体を平板スレート上下勘合部にしっかりと差し込み、前端部をCロックにかませて本体の上を一度手で一面押さえつけます。

シーガード工事中

工事後
シーガード工事後


一戸建て
築年数 18年
施工面積 140㎡
施工日数 4日
屋根施工金額 1,050,000円

ポイントシーガード施工時は必ず棟部等の下地点検を行ってください。壁際や棟・ケラバ部材の交換が不要ですが、釘の抜けや下地の腐食なども考えられるため必ず必要です。

 

施工例4  アスファルトシングル

コロニアル~アスファルトシングルカバー工法

アスファルトシングルはメーカーごとに品質、耐久性が変わり材質はリーズナブル商品~ハイグレード商品まであります。

 

【アスファルトシングルの特徴】

・リーズナブルな費用

既存屋根材がスレート(コロニアル、カラーベスト)の場合、野地板が腐っていない等の条件を満たしていれば、カバー工法は可能です。その為廃材処分費、撤去作業費が不要になり工事価格が抑えられる。

・複雑な屋根ほど工期が短い

アスファルトシングルの場合、基材サイズが短く自由が利く為複雑な屋根に対応しやすい

・意匠性がよい

天然石のグラデーションにより和・洋・モダンタイプに関わらずマッチするデザイン

 

アスファルトシングル各メーカーと種類

田島ルーフィング株式会社

ロアーニⅡ

・国内で古い歴史を持つ屋根材シングルは最も凡用されてる屋根材です。

ロフティ

・アスファルトシングルのなかで、最もハイグレード材で耐用年数25年の高耐久性屋根材です

旭ファイバーグラス株式会社

リッジウェイ

・2010年より発売され2層構造のガラス基材で表面は天然石仕上げ

・耐久性があり再塗装の必要性もいらない屋根材です。

ニチハ株式会社

アルマ

・2層構造のガラス基材で表面は天然石仕上げスレート屋根材(コロニアル)へのカバー工法用としてよく用いられる。

 

施工前
高圧洗浄完了
施工中
アスファルトシングルの下葺き材は粘着層付きルーフィングを使用
下記写真 田島ルーフィング「タディスセルフ」
粘着型下葺材
施工後
ニチハ アルマ

一戸建て
築年数 25年
施工面積 100㎡
施工日数 5日
屋根施工金額 1,050,000円

ポイントコスト的な面では、シーガードと同じく最もリーズナブルに工事費用を抑えることが出来るカバー工法の商品です。

 

屋根カバー工法のメリット・デメリット

屋根カバー工法のメリット
・【工事価格の安さ】
葺き替え工事ですと既存屋根材撤去処分費・野地板張替工事費が追加されるため高額になっていきす。
また、アスベスト含むスレート屋根材処分費はノンアスベスト材より割高になります。

・【工事期間が短い】
処分工事手間がない為、葺き替えよりは早く終わります。

・【メンテナンスコスト削減】
金属屋根材は特に塗膜・基材耐久性が高い材料があります。商品によってはメンテナンスフリーもあり
「塗り替え」「補修」が長期間不要

・【デザイン性】
大幅なイメージチェンジができて、新築のような外観

・【断熱・遮熱性・防水性】
雨音の軽減や豪雨・大雨の漏水を抑える。断熱材一体式なら断熱性能アップ

屋根カバー工法デメリット
・【屋根が重くなる】
金属屋根材は1㎡あたり5~6kgあたりになります。太陽光パネルを後から屋根に設置した場合1㎡あたり12~16kgに比べれば半分以下になりますし屋根のおもさによる地震の影響は軽微です。

・【施工できない屋根がある】
カバー工法はどんな屋根でも施工できるわけではありません。陶器やセメントで作られた日本瓦の屋根は、カバー工法には不向きで葺き替えになります。

 

すべての屋根にカバー工法は出来ない?

瓦すべての屋根にカバー工法は出来ません。陶器瓦やセメント瓦など凹凸がある屋根材はその上に新しい屋根を重ねて張ることができません。

その為、陶器瓦・セメント瓦・セキスイU瓦・波型スレートなどは改修工事としては屋根葺き替えになります。

※ただし耐久性が高い陶器瓦などは「葺き直し」が可能です。

※「葺き直し」・・・耐用年数の長い瓦屋根の場合、瓦自体の傷みはなくても下地の寿命が瓦と比較しても短いため屋根材の交換はせず、下地のみリフォームをするという方法です。

カバー工法施工条件として野地板は健康か?


野地板とは屋根材を葺(ふ)く下地とするために垂木(たるき)の上に張る板材のことです。

垂木(たるき)→野地板→防水シート→屋根材というように仕上がっています。

カバー工法を行う前提としては下地が問題ないか(健康か?)確認が必要です。既存屋根下地(垂木、野地板)は新築時に比べて経年劣化で大きなたわみが出ているケースもありそのような場合は施工は出来ません。

また一度もメンテナンスされていなく築30~40年などのご自宅の場合は、スレート屋根材(コロニアル)だけでなく野地板も劣化が進んでいます。

このような場合もカバー工法は行えません。

カバー工法を行う上では、経験豊富な専門職人に確認してもらうことが必要です。

屋根カバー工法の適正時期って?

屋根カバー工法施工時期は下地が健康な時がおすすめです。

工事時期目安

・スレート屋根(アスベスト入り)

築20年~30年

・スレート屋根(ノンアスベスト)

築15年~20年

ポイント施工時期はあくまでも目安になります。事前に優良職人に状態確認していただく必要があります。

 

おすすめカバー工法屋根材ご紹介

おすすめ屋根材は、「軽量」・「遮熱性塗装仕上」・「かん合式」・「断熱材一体式」・「超高耐久ガルバ(SGL)」を満たしている材料になります。

金属屋根(断熱材付き)

・IG工業株式会社 スパーガルテクト 

・ニチハ株式会社 横暖ルーフ

・ケイミュー株式会社 スマートメタル

※「超高耐久ガルバ」・「SGL」とは・・耐久性をさらに強化したメッキ組成を有してアルミニウム:55%、亜鉛:41.4%、マグネシウム:2%、シリコン:1.6%から構成されております。

これにより耐久性が格段に上がり各メーカーの材料保証内容が充実しています。

また機能性はもちろんデザイン性・重厚感であればジンカリウム鋼板がおすすめです。

ジンカリウム鋼板

・株式会社ルーフタイルグループジャパン デクラ屋根(コロナルーフ)

・株式会社 リクシル Tルーフ

 

ルーフィング(防水シート)も重要

住まいの屋根は瓦、金属板、住宅屋根用化粧スレートなど、さまざまな仕上げ材で葺かれています。

屋根の仕上げ材は、日射や降雨などから建物を保護する重要な役目を果たしています。

ただし、雨水については仕上げ材だけでは100%防ぐことができません。

そのため通常、屋根材の下に下葺材と呼ばれる防水のためのシートが敷いてあり、屋根材の隙間から入りこんだ雨水をこのシートが遮断することで、雨水が建物内に浸入するのを防いでいます。

下葺材は建物が完成した時はすでに仕上げ材に隠れてしまい、その姿を目にすることは通常ありませんが、これがないと雨漏りの危険性が急増してしまうため、欠かせない防水材料です。

・屋根材のカバー工法によるメンテナンスの問題点

スレート屋根材上からの軽量屋根材でのカバー工法は、既存のスレートの上から屋根材をビス止めするために、既存スレートがビスが貫通する時に割れてしまい、割れたままで上から屋根材に押さえつけられている状態になってしまいます。

その為にもルーフィング材の役目が重要になるわけです。

そこで、カバー工法でよく使用する代表的な下葺材をまとめてます。

 

材質種類 アスファルトルーフィング940
写真 屋根金属カバー工法(工事中)
材工費(材料・工事費) 600円前後
耐久性 10年~15年
メリット ・初期費用が安価
デメリット ・耐久性が低い
・破れやすい

材質種類 改質アスファルトルーフィング
写真 改質ルーフィング
材工費(材料・工事費) 800円前後
耐久性 20年~30年
メリット ・破れにくい
・防水性重視
・耐久性が高い
デメリット ・初期費用が高い

材質種類 粘着層付き改質アスファルトルーフィング
写真
材工費(材料・工事費) 1000円前後
耐久性 20年~30年
メリット ・防水性が高い
・粘着施工の為雨漏りリスクが低い(釘等で取付不要)
デメリット ・初期費用がとても高い


材質種類 アスファルトルーフィング940 改質アスファルトルーフィング 粘着層付き改質アスファルトルーフィング
写真 屋根金属カバー工法(工事中) 改質ルーフィング
材工費(材料・工事費) 600円前後 800円前後 1000円前後
耐久性 10年~15年 20年~30年 20年~30年
メリット ・初期費用が安価 ・破れにくい
・防水性重視
・耐久性が高い
・防水性が高い
・粘着施工の為雨漏りリスクが低い(釘等で取付不要)
デメリット ・耐久性が低い
・破れやすい
・初期費用が高い ・初期費用がとても高い


その他遮熱・透湿系ルーフィングなど様々あり既存屋根材の状態や効果などによる材料選択が可能です。
ポイント見積段階で工事業者より下葺材(ルーフィング)の説明等がなければ、ほぼアスファルトルーフィング940の下葺き材が利用されますのでより機能性を上げたルーフィング材で工事をご希望であれば確認が必要です。

まとめ!!

屋根カバー工法は、様々な材料や下葺き材(ルーフィング)があります。これらを把握することは施主さんにとってとても大変です。

その為に施工金額・付加価値・デザイン・生活スタイルなど施主さんにとって必要なことをしっかりヒヤリングして適正なアドバイスをご提案できる優良職人が安心できます。

 

 

Copyright © 2025 クラフトメーカー All Rights Reserved.

  • 
    ホーム
  • 
    上へ
 PAGE TOP
MENU
  • ホーム
  • 選ばれる理由
  • 会社概要
  • 実績一覧
  • 屋根リフォーム基礎
  • 外壁リォーム基礎
  • 屋根金属カバー工法
  • 塗り替え
  • 認定証
  • お問合せ